空間のメリハリ

最近では、視界を遮る壁や間仕切りをできるだけ設けないようにした空間造りが積極的に取り入れられています。視界が奥にまで繋がることで広さや開放感が得られますし、明るさを通したり、風の流れを得ることもできます。しかし、全く壁がなくなってしまうと空間が間延びしてメリハリが損なわれてしまうのです。

そこで、腰壁や垂れ壁などを設けて視線をぬけさせつつ、間仕切りの役目を果たす壁を上手に取り入れ、空間のメリハリをつけるようにしておくといいでしょう。空間のメリハリを付けることで、生活のメリハリもしっかりと付けられより居心地のいい空間が広がるのです。他には、床に高低差をつけて空間的繋がりを確保しながらも空間のメリハリを出す方法もあります。

最近では、リビングの延長上に和室が設けられることも多く、洋風のLDKと畳の和室が隣接することもあります。異なるい空間が隣接していても床に高低差があることで、互いの空間に違和感を与えることもありません。建具で仕切らなくても高低差があるだけで空間のメリハリが生まれます。逆にリビングをダウンフロアにしてよりリラックスできる空間造りをするのもいいでしょう。天井がより高くなり広さを感じながらも、適度なこもり感が居心地の良さを高めます。

このように壁や間仕切りがなくても床の高低差を設けることで空間のメリハリが生まれるのです。我が家は、リビングとダイニングの境に木の格子を設けています。気になる互いの視線を緩やかにカットしながらも、明るさを通すため閉鎖的な印象を与えることは一切ないのです。空間の繋がりを大事にするのも大切ですが、メリハリも大事にして快適な空間造りを進めましょう。

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